手組帯の制作行程
簡単になりますが、組を作る行程をご案内させて頂きます。
1.糸染め
糸にスガ単位で染めていく
帯、ショールは多くの色を使用しますので、微妙な色合いを計算して染めていく。
2.糸繰り
染め糸を木の枠に繰っていく
1つの玉に糸を何本か合わせていくため、糸の本数分に枠を巻いていく。
3.玉巻き
枠から玉に巻いていく
柄や組み方により、玉数が違いますが、一度に数百玉以上は使用するため、計算をしておく。
4.組台にかけていく
数百玉にもなる玉糸を並べる
玉の配列を考えて順番に組台にセットしていく。微妙な色は特に配列に注意がいる。
5.組む
間違えないように、順番に組んでいく。
一玉一玉正確に移動させて、へらで一越し一超し左右バランスをとりながら打込んでいく。